生活習慣病のひとつである糖尿病とは、運動不足や食生活の乱れ、肥満、ストレスなどさまざまな要因が重なって発症する2型糖尿病というもので、大半がこちらのタイプです。対してウイルス感染などが原因となる、1型糖尿病の患者数は少数です。
糖尿病 生活習慣病 なぜ?
いわゆる生活習慣病とされるのは、2型糖尿病です。 2型糖尿病の原因ははっきりせず、遺伝体質、食生活の乱れや運動不足、肥満、ストレスなど、さまざまな要因が重なって発症します。 それだけに予防や改善のためには、生活全般を見直し、リスクをできるだけ減らすなど、自分自身でできることもたくさんあります。
糖尿病はどんな病気ですか?
糖尿病とは、血液中のブドウ糖(血糖)が増え続ける病気のことを言います。 ブドウ糖が多い、つまりは血糖値が高いことで、血管や血液の状態が悪化し発症する病気です。 糖尿病の特徴は、自覚症状が現れにくく、痛みもかゆみもない点です。
生活習慣病 どうなる?
生活習慣病には、高血圧、脂質異常症、糖尿病などがありますが、これらは自覚症状がほとんどないため、気づかないうちに進行し、脳や心臓、血管などにダメージを与えていきます。 その結果、ある日突然、狭心症や心筋梗塞、脳卒中など、命に関わる恐ろしい疾患を引き起こすことがあります。
糖尿病は治りませんか?
糖尿病は「治る病気」でも「治らない病気」でもなく、治療を続け血糖値を限りなく正常に近い範囲にコントロールしていれば、一生、健康な人と同じ状態でいられる病気です。
なぜ生活習慣病になるのか?
長年にわたる悪い生活習慣によって引き起こされてしまうのが生活習慣病。 遺伝的要素はごくわずかで、食事や運動不足、ストレス、喫煙や過度の飲酒といった生活習慣の積み重ねによって起きることが明らかになっています。
糖尿病はなぜ?
糖尿病は代表的な生活習慣病で、食べすぎや飲みすぎ、運動不足、喫煙、ストレスなど、悪しき生活習慣が最大の危険因子となります。 また、高血圧や脂質異常症、肥満も、糖尿病の発症・悪化の引き金となります。 とくに肥満になるとインスリンの働きが悪くなり、血糖値が上昇しやすくなります。