水虫は、カビの一種である白癬菌が、皮膚の角質層に寄生することによって起こる皮膚の病気です。 白癬菌は手やからだにも感染しますが、9割近くは足です。 足に繁殖しやすいのは、靴を履くために足がむれ、菌にとって過ごしやすい高温多湿な環境を作るからです。
なぜ手に水虫?
原因 手白癬は、 白癬菌 はくせんきん というカビ(真菌)の一種が皮膚の外側の層に感染、増殖して起こります。 足白癬(水虫)の原因となるカビと同じ種類の病原体です。 白癬菌は、菌に感染した人や動物、白癬菌が付着したものに手で直接触れることで感染します。
手 水虫 どれくらいで治る?
薬は最低でも1か月間塗り続ける 水虫治療薬を使用して症状が良くなっても、最低でも1か月は使用を続けることが基本です。
手 ぷつぷつ なぜ?
お湯や洗剤などにより手の油分や角層(皮膚の一番外側にあって外部の刺激の侵入や体内の水分の過度な蒸発を防ぐ機能をもつ組織)の水分を保つ機能が失われることや、職業的に長時間化学物質(染毛剤やマニキュア用品、インクなど)に触れていて、化学的刺激に敏感になって発症すること、アレルギーによるものなどを総称して手湿疹といいます。
水虫 何人に一人?
我が国の疫学調査では、足白癬が増え始める5月には、5人に1人は足白癬があり、また10人に1人は爪白癬があるという報告があります。 足白癬は夏に増加し、冬には減少しますので、この調査を7月に行えば、日本人の4人に1人は足白癬があるという結果になったかもしれません。