食中毒の原因として、細菌、ウイルス、自然毒、化学物質、寄生虫などさまざまあり、食べてから症状が出るまでの期間やその症状、また予防方法も異なります。
食中毒の原因は何ですか?
食中毒予防の原則と6つのポイントを紹介します。 食中毒の原因は何? 1.食中毒の原因は何? 食中毒を引き起こす主な原因は、「細菌」と「ウイルス」です。 細菌もウイルスも目には見えない小さなものです。 細菌は温度や湿度などの条件がそろうと食べ物の中で増殖し、その食べ物を食べることにより食中毒を引き起こします。 一方、ウイルスは、細菌のように食べ物の中では増殖しませんが、食べ物を通じて体内に入ると、人の腸管内で増殖し、食中毒を引き起こします。 また、ウイルスは低温や乾燥した環境中で長く生存します。 細菌が原因となる食中毒は夏場(6月~8月)に多く発生しています。 その原因となる細菌の代表的なものは、腸管出血性大腸菌(O157、O111など)やカンピロバクター、サルモネラ属菌などです。
最近食中毒を発症する可能性のある食品を食べたいですか?
最近食中毒を発症する可能性のある食品を食べたかどうか質問しましょう。 キノコやフグなど、命にかかわる毒素を持った食品をとっている場合は、すぐに病院へ行くようにしてください。 特にこれと言って毒素のある食品をとっておらず、症状が比較的軽い場合は、まず水分を補給することが重要になります。 食中毒の症状には下痢や嘔吐など、体内の水分を大量に排出してしまうものがあるからです。 嘔吐や下痢によって、水分以外にもナトリウムやカリウムといった栄養素も排出されます。 脱水症状を起こさないようにするためには、単純な水よりもスポーツドリンクなどを飲むほうが有効的です。 嘔吐がひどい場合は、体を横向きにして寝かせてあげるようにしましょう。
家庭での食中毒の発生件数はどのくらいですか?
家庭における食中毒は、症状が軽かったり、家族のうち全員には症状が出なかったりする場合もあるため、食中毒であると認識されないケースも少なくありません。 厚生労働省の統計では、家庭での食中毒の発生件数は全体の1割程度となっていますが、実際にはもっと多く発生していると推測されます。
生食用食肉を生食することは、食中毒になる可能性が高くなりますか?
と畜場でも腸管で汚れないよう処理し、ナイフや機械を消毒しますが、完全に菌をゼロにすることはできません。 ですから、加熱処理をしないで肉を生食することは、それだけ食中毒になる可能性が高くなるといえます。 O111もO157も、1000個直線に並べて1mm程度の小ささ。 写真中の白線の長さは、1/1000mm。 じつは現在、牛・鶏・豚の「生食用」と表示された食肉はと畜場から出荷されていません。 厚生労働省は、生食用食肉の衛生基準を示していますが、実際に基準を満たす生肉として表示し、出荷した実績があったのは、平成20年度では馬肉・馬のレバーだけでした。
