石灰(せっかい)とは、生石灰(酸化カルシウム、CaO)または消石灰(水酸化カルシウム、Ca(OH)2)のこと。 炭酸カルシウム(CaCO3)やカルシウム(Ca)を指すこともある。 消石灰は生石灰を水で消和してつくり、炭酸カルシウムは消石灰と二酸化炭素が反応してできる。 その証拠に二酸化炭素と石灰水を混ぜると白く濁る。
生石灰は何に使う?
生石灰は水と激しく反応して吸収、発熱するため、乾燥剤に用いられるほか、発熱を利用してお弁当や缶入り清酒の加温剤としても使用されています。 その反応の激しさから、密閉せずに放置しておくと、空気中の水分を吸収して消石灰になります。 水と反応した際に消石灰ができるため、水溶液はアルカリ性となります。
石灰は何のためにまく?
一般に言われる石灰を使う目的は主に「カルシウムの補給」と「酸性土壌の中和」の2つです。
石灰は何でできているのか?
石灰の原料 石灰岩は、炭酸カルシウム[CaCO3]を主成分とした堆積岩で、太古の石灰藻や珊瑚、貝殻、石灰質プランクトン等、 炭酸カルシウムで殻や骨格を構成する生物の屍骸が堆積・石化したものです。 石灰岩は工業資源としての価値が高く、古くから採掘されており、日本で唯一自給できる鉱産資源です。
消石灰は何に使う?
強いアルカリ性で、水に濡れると発熱するのが特徴です。 園芸には利用されず、主に工業用として「土質安定処理」や「建材原料」「鉄鋼」などに使われます。 また、湿気を吸収する性質を生かし、乾燥剤としても活用されています。 湿気を吸収すると、生石灰から消石灰へと変化する点にも注目しましょう。
