長野市民病院(長野市)の消化器内科部長、原悦雄医師(57)によると、食べると腸が刺激される「胃結腸反射」という生理現象が起きます。 この刺激で、直腸手前のS状結腸にたまっている便は直腸へ。 直腸の壁が引き伸ばされて脳に刺激を与え、排便の指令を出し、肛門括約筋が緩まります。 これが便意です。 25 мар. 2021 г.
食べたものって何時間後にうんちになるの?
排泄の仕組み 消化管は、食べた物を分解・消化し、必要な栄養分と水分を吸収した後、老廃物を便として排泄します。 口から摂取された食べ物が便として排泄されるまでの時間は、約24時間から48時間です1)。
何も食べなくてもうんこでる?
「食べていないのに出てきた、胃腸の病気ではないの?」と心配する方もあります。 何年も腸にこびり付いていた宿便だ、と説明する人もありますが、絶食が長期間でも、相変わらず出てきます。 それは粘液、腸内細菌、細胞の残骸で出来た便なのです。
快便 何日?
「口から入ったものが出るまでの時間は72時間以内。 2~3日に1回でも『すっきり感』があれば快便なんです」。 1日の排便回数は2回までが正常範囲。
食後 下痢 なぜ?
食べ過ぎた食べ物が、腸で消化しきれずに下痢になってしまいます。 また、過度なアルコールが腸を刺激して下痢になることもあります。 さらに、冷たい飲み物を飲みすぎたときにも、腸の粘膜の一部が刺激されて、大腸のぜん動運動が活発になりすぎてしまい、水分を吸収しきれずに下痢になります。