体が、長生きするようにはもともとつくられていないのです。 親のセミは、せいぜい10日から2週間の命で、その時間を生きるために、木のしるを少しすうだけです。 親ゼミの仕事は、卵をうむことだけですから、その間生きていられればいいわけです。 ですから、親のセミは長生きしないのです。”
セミは何日で死ぬのか?
そして、調査の結果、アブラゼミ、ツクツクボウシ、クマゼミの3種で10日以上の生存を確認、最長生存確認記録はアブラゼミが32日間、ツクツクボウシが26日間、クマゼミが15日間だったそうです。 けっこう長生きしていますね!
セミ どうやって死ぬ?
セミは必ず上を向いて死ぬ。 昆虫は硬直すると脚が縮まり関節が曲がる。 そのため、地面に体を支えていることができなくなり、ひっくり返ってしまうのだ。 死んだかと思ってつついてみると、いきなり翅(はね)をばたつかせてみたりする。
クマゼミ いつまで?
クマゼミ:7月上旬~9月上旬
セミはなぜ泣くのか?
その理由は、「子孫繁栄」で、オス(雄)の蝉が自分のいる場所を知らせるため、つまり「求愛行動」として鳴いているのです。 ということで鳴いている蝉はオスだけです。 蝉は長年、土の中で過ごし、やっと地上に出ることができても寿命が短いことから、思い切り大きな声を出して自分の存在感をメスにアピールして子孫繁栄しています。