そのためにヒトは肉を焼くのでした。 焼いた肉がおいしく食べられる理由の大きな一つが、肉汁が出ること。 成分を調べてみると、なんと肉のうまみ成分のほとんどがこの肉汁に有ったのです。 肉を焼くと、細胞が壊れ、中にあった旨味成分と脂が溶け出して混ざり、肉汁となって出てくるのです。
なぜ肉を焼くのか?
お肉はよく焼いて食べましょう 細菌やウイルス、寄生虫は熱に弱く、加熱することで死滅します。 これらのついたお肉やレバーなどの内臓は、食べるときによく火を通すことが大切です。 食中毒の原因となる細菌などがお肉に付いているかどうかは目で見ても、においを嗅いでもわかりません。
肉は焼くとどうなる?
肉は、加熱されるとうまみが増します。 肉の保水性が低下すると、生肉では細胞内にあった水溶性成分が細胞外へ浸出するからです。 溶出した水溶性成分については、前述の通りです。 油脂も溶出されるので、肉汁はうまみが強く、コクがあります。
肉 なぜ焼くと茶色?
肉を加熱すると赤色から茶色などの暗褐色に色が変わる現象には、ミオグロビンというタンパク質が関係しています。 これは筋細胞に酸素を蓄えておく働きのあるタンパク質で、赤血球に酸素を格納するヘモグロビンに非常に似た性質を持っています。 ミオグロビンは、連続して体を動かす際、筋肉にすぐさま酸素を供給してくれる不可欠な物質です。
肉 強火なぜ?
■最初は強火で香ばしく焼き、肉のうま味を封じ込める 短時間で肉の表面のたんぱく質を焼き固め、中のジューシーなおいしさを封じ込めるのがコツです。 弱火で焼くと、肉のたんぱく質が早く凝固せず、肉汁が流れ出て、 せっかくの肉のうま味成分が失われてしまいます。 また、焼きながら肉の底に油をよく回すことも大切。
