和名のリンドウは、中国植物名(漢名)の竜胆/龍胆(りゅうたん)の音読みに由来し、中国では代表的な苦味で古くから知られる熊胆(くまのい)よりも、さらに苦いという意味で「竜胆」と名付けられたものである。 リンドウの全草は苦く、特に根は大変苦くて薬用になる。
りんどうが 敬老の日の贈り物になった由来は色と何か?
その由来は大きく2つあります。 ひとつは、効き目の高い薬として“りんどう”の根が重宝されてきたためという由来。 もうひとつは、聖徳太子が官吏の位を上から紫→青→赤→黄→白→黒としたように、“りんどう”の紫が、古来より位の高い人、尊敬に値する人に身にまとってもらう色として大切にされてきたためという由来です。
りんどうは漢字で?
リンドウは、漢字では「竜胆」や「龍胆」と書かれ、「りゅうたん」という呼び名が訛ってリンドウになったとされます。 根の部分の薬効成分も知られ、胃腸薬などとして使われていたそうです。
りんどう原産地?
リンドウ(竜胆)はリンドウ科リンドウ属の多年草で、日本原産の植物です。 日本のほぼ全域に生息しています。
りんどう 歴史?
葉が笹に似ているといわれ、別称でササリンドウとも呼ばれるリンドウは、源氏とゆかりの深い紋としてよく知られており、古くは源義経や木曽義仲、江戸時代には清和源氏ゆかりの武家がすべて用いたとされています。 いまでも鎌倉市では市章にリンドウを使用しています。