ナズナ(ぺんぺん草)の花の咲く季節ナズナの花の咲く季節は、3月~7月くらいまで。 真夏の酷暑の頃には段々とその姿を消し始めます。
なずな 何月?
花の色白開花時期2月 、 3月 、 4月 、 5月 、 6月
なずな どこに生える?
まだ耕していない田んぼや畑、団地の花だん、通学の途中の空き地など、どこにでも生える。 ロゼットとその中心から真っすぐにのびた茎の途中から長い柄のある平べったい三角形の果実が並んで、茎の先に白い花が集まっているのが特徴。 春の俳句に「よく見ればなずな花咲く垣根かな」(松尾芭蕉)というのがある。
なずな どこ食べる?
名前ナズナ分類アブラナ科ナズナ属旬の時期冬~春採れる場所道端や公園、畑やあぜ道など。食べ方下処理をしてお浸しや和え物など。
ぺんぺん草 音 なぜ?
では、どうしてペンペン草というのかというと、音のことではないんです。 日本に「三味線(しゃみせん)」というがっきがあるのですが、このしゃみせんのバチに実の形がにているところからきたのです。
ナズナの実ってどんな花?
ナズナの実をよく見ると、ハートの形をしています。 左右の実の中にはたくさんの種が入っており、刺激を受けると実が開いて中の種が落ちていきます。 最終的には左右を仕切る中央の膜だけが残ります。 イヌナズナはナズナと見た目が似ていますが、花と実に違いがあります。
ナズナの花は黄色ですか?
ナズナの花は白色ですが、イヌナズナの花は黄色です。 また、実もハート形のナズナに比べて、イヌナズナは長楕円形の実がなっていますよ。 グンバイナズナは花もナズナと同じ白色で、とても見分けにくいです。 しかし実をよく見ると、先が少し窪んだ丸い形をしています。
ナズナはなぜ種を作るのか?
ナズナは自ら雌しべに雄しべをくっつけて種を作る自家受粉をします。 虫に頼らないことで、確実に種を作り子孫を残すことが出来るのです。 ナズナは成長過程によって葉が変形します。 初めはさじ形の葉をしていますが、次第に切れ込みが入り、開花する時期には、深い切れ込みのある葉へと変化します。 同じ植物だとは思えない変貌っぷりに驚かされますよ。 冬の時期になると、ナズナはロゼットという地面に葉を平らにした状態になります。 ロゼットになることで、冬の間にエネルギーを蓄え、春になったらしっかりと開花できるよう備えているのです。
ナズナ 何に入れる?
ナズナの食べ方は、お粥に入れて炊く他に、スープに入れたり、煮物、お浸し、炒め物などがあります。 お粥ではなく、シンプルに刻んだナズナをお米と一緒に炊いて、菜飯や、天ぷらにしてもおいしく食べられるそうです。