それではなぜ、「つくり育てる漁業」が必要なのでしょうか? 漁業は自然の再生産力に依存した産業です。 しかし、自然の再生産力だけに頼っていては、安定的に魚を獲ることはできません。 毎年同じくらいの魚を獲るために、「つくり育てる漁業」は必要なのです。
育てる漁業のメリットは?
そこで、栽培漁業では魚や貝の死にやすい期間を人間が保護しながら飼育して、自然の海に放流することで、水産資源を積極的に増やしていこうとしています。 さらに、放流された魚や貝がやがて成長し、天然海で産卵する事により資源が増加することも期待されます。
栽培漁業 放流 なぜ?
魚を育てて増やし、豊かな海づくりに貢献 近年、魚を取り過ぎる、海の環境汚染が進むといった理由で、十分な魚や貝が取れなくなっています。 そのため、種苗生産技師が魚や貝を他の生き物に食べられにくくなる大きさまで育てて、海へ放流したり、欲しい地域に提供したりすることで、魚や貝の数を増やしているのです。
栽培漁業 何を育てる?
栽培漁業では稚魚を育てることを種苗(しゅびょう)づくりといいます。 将来たくさんの大きな魚をとるための種苗(卵・稚魚)を栽培するから栽培漁業といいます。 日本では,マダイ,サザエ,ヒラメなどで栽培漁業が行われています。
つくり育てる漁業はどのように行われているのか?
育てる漁業とは、稚魚や稚貝が生育できる場所を海の中に人工的につくり、水産資源の増大を図ろうとするものです。 新潟県では、沿岸の魚や貝などの重要な生息場所となっている藻場(海藻の森)を増やしたり、回遊魚にも集魚効果がみられる高さが20mを超える人工漁礁の整備を行っています。
