そもそも汗は、体温を下げるために出ているもの。 汗は体の表面で蒸発し、そのときに「気化熱」という熱を放出します。 この作用により、体温を下げているのです。 汗は、血液から血球を取り除いた残りの液体成分である、血漿(けっしょう)という成分がもとになっています。
背中の汗 なぜ?
まずは、体の上部の汗腺の働きが活発になり、その後体中の汗腺が活発になって、最終的に手や足といった四肢のエクリン腺が活動します。 つまり、汗をかく順番は上半身→全身→手足となり、背中は早く汗をかきやすいのです。 そのうえ、背中は面積も大きいので、背中だけ汗をかいているような感覚を抱きやすくなります。
何もしてなくても汗が出る?
また自律神経失調症の症状のなかには「何もしていないのに異常なほど汗をかく」といった多汗症状が多くみられます。 緊張する場面でないにもかかわらず、脇や手のひら・足の裏などに大量の汗をかいてしまう場合は、自律神経失調症が疑われます。 また、この汗は制汗剤などで抑えることはできません。 医師の診察を早めに受けましょう。
急に汗が出るのはなぜ?
緊張やストレス(精神的な刺激)や運動による摩擦(温熱刺激)での発汗は問題ありません。 思いあたることがないのに過剰な汗が急に出る場合は、何らかの病気の可能性があります。 異常な発汗が1ヶ月程度続き、「喉の違和感」や「精神的に落ち着かない」等の症状もある場合は、病院に相談しましょう。
緊張するとなぜ汗が出る?
自律神経は交感神経と副交感神経に分かれており、そのうちの交感神経が発汗に関係しています。 緊張すると交感神経が活発になり、そのために汗が出やすくなるのです。 これを精神性発汗といいます。
