縄文土器には蛇を象った装飾や形を模した文様も付けられることがあります。 こうした文様がつけられる背景には、蛇の持つ強靭な生命力、脱皮から連想される再生力、人をも殺める毒や、男根を想像させるシルエットなど、蛇の持っている生態や形態などをある種の信仰(神格化)の対象としてていたのではないかとも考えられます。
なぜ土器に模様?
しかし、文様をつける意味は、少しずつ分かってきています。 縄文土器の文様の中には、土器をぐるっと回してみると、物語を表現しているようなものがあります。 こうした土器は、当時の宇宙・世界のこと、ムラとムラとの関係、人と人のつながりを表現していると考えられています。
縄文土器の模様の付け方は?
もっとも代表的な方法。 植物の繊維(せんい)などを撚(よ)り合わせた縄をころがせばそこにはあざやかな縄文が姿をあらわします。 山形やだ円形に彫刻した棒をころがせば押型文(おしがたもん)という文様ができます。 棒や竹のようなもので土器の表面をひきずりながら文様を描く竹管文(ちっかんもん)などとよばれる文様ができます。
なぜ縄文土器が作られるようになったのか?
縄文土器の使用用途には食料資源の調理・加工や盛り付け、祭祀目的が考えられている。 縄文土器のうち深鉢などには煮沸痕を有するものがあることから、食料を煮る(煮沸)ため、あるいは貯蔵するために用いられたと考えられる。
縄文土器の特色は?
縄文(紋)土器は縄目をつけた文様と装飾性の強さを特徴としている。 県下では、縄文草創期の土器は現在のところ発見されておらず、もっとも古い土器は縄文早期後半の高山寺貝塚出土の深鉢である。 縄文土器の形は多様であるが、深鉢形と浅鉢形に大別され、さらに後・晩期になると注口土器や皿などの特殊な器形があらわれる。
