水は通すが食塩は通さないセロハンのような膜を「半透膜」といいます。 実は、ナメクジの表面も半透膜で覆われています。 そのため、ナメクジに塩をかけると、表面の食塩濃度が高くなり、浸透圧によって体内の水分が体外へと出ていきます。 つまり、ナメクジは「溶ける」のではなく、体の水分を失って「縮む」のです。 25 дек. 2018 г.
なめくじに塩をかけるとどうなる?
体にかかった塩が粘液にとけて濃い食塩水ができると、ナメクジの体内の水分が半透膜を通して外へ出て行ってしまいます。 その結果、ナメクジの体は小さくなるのです。 ちぢんだナメクジは、水をかけると元気に回復することもありますし、そのまま死んでしまうこともあります。
ナメクジは塩で死にますか?
塩がナメクジの体内の水分を「吸い取る」かのように、塩はどんどん「塩水」になり、ナメクジの体はどんどん小さくなっていきます。 ただ、塩の量が少ないと、ナメクジの体内の水分を吸い取る量も少ないため、ナメクジは死にません。
塩 水分 抜ける なぜ?
一方、塩水の浸透圧は濃度2%だと1.72MPaなので、この濃度以上の塩水に野菜を漬けると、浸透圧の差によって野菜の細胞内の水分が細胞の外に引き出されて脱水されます。
ナメクジに砂糖をかけたらどうなるのか?
では、ナメクジに塩ではなく砂糖をかけたらどうなるのか。 じつは、砂糖をかけても、やはり縮んでしまう。 これも浸透圧の作用で、ナメクジの体の表面に砂糖がつくと、体内の水分が細胞膜を通って砂糖のほうへ移動するので体は小さく縮んでいくのだ。 野菜に砂糖をかけて実験してみると、塩をかけた場合と同様に縮むことがわかるだろう。
