親潮を岩手県の沖合いにまで上ると暖流と寒流がぶつかり合うところがあります。 そこはプランクトンなどのえさが豊富にあり、鰹はそこまで餌を求めて赤道から何百キロも移動します。 また産卵すべく赤道へ南下してきます。 これが戻り鰹、というものです。
初鰹 戻り鰹 どっち?
この時期に漁獲され千葉や東北の漁港にて生鮮水揚げされる鰹を「初鰹(はつがつお)」と呼びます。 そして日本近海で餌をパクパク食べておなかいっぱい、まるまる太った鰹たちは秋ごろにまた南の暖かい海に戻っていきます。 こちらが「戻り鰹」と呼ばれます。
戻り鰹はいつ?
餌を求めて北上したかつおは三陸沖や北海道南部まで行くとUターンして戻ってきます。 「戻り鰹」と呼ばれるのは8月以降に南下してきた9~11月ごろのかつおのことを言います。 戻り鰹はしっかりと餌を食べ、北上して水温の低い海で過ごしたため脂がのっており「とろかつお」、「脂かつお」とも呼ばれています。
戻り鰹 なぜ?
鰹は3月頃に九州の南の方から黒潮にのって北上し、8月頃には北海道の南まで辿り着くと、Uターンして今度は産卵に備えて南下しはじめます。 この北上している間(3月から5月頃)に水揚げされたものを初鰹といい、Uターン後に南下している間(9月から10月頃)に水揚げされたものを戻り鰹といいます。
カツオどこからくる?
熱帯から温帯海域に生息するカツオは、【スズキ目サバ科マグロ族カツオ属】に分類される回遊魚です。 日本近海では毎年春になると、フィリピン沖から黒潮に乗って北上してきます。
