近世における蝦夷地(えぞち)とは、松前藩の城下町松前を中心とする和人地を除く北海道本島、およびサハリン島(樺太島)や千島列島を含む周辺の島々を合わせた地域の総称である。 大部分はアイヌの居住地であったが、他所から移り住む和人も存在した。 またサハリン島では樺太アイヌ以外にウィルタやニヴフも居住していた。
松前藩はどこにある?
北海道、松前(現:北海道松前郡松前町)を本拠地として蝦夷地南部を領有した外様藩。 藩主は松前氏。 藩成立当初の蝦夷地では本格的な稲作が行われておらず、アイヌ交易、ニシン・サケ漁などの漁業権を米による知行の代わりとしたことが特徴。
蝦夷 いつから北海道?
明治新政府 は、1869(明治2)年7月に開拓使という役所を置き、8月に蝦夷地を北海道と改め、北海道 の開拓を本格的にはじめました。
蝦夷 北海道 どこ?
現在の北海道を中心に,樺太 (からふと) ・千島を含む地の総称蝦夷 (えぞ) の土地の意。 古代には,東北地方をも含めていたが,江戸時代には,主として松前地方を除く北海道をさすようになった。
蝦夷地 開拓 だれ?
開拓使時代目次を見る 戦争終了後の1869年(明治2)7月、政府は官制改革を実施し、蝦夷地開拓の専掌機関として「諸省卿(しょしょうけい)同等」の長官をいただく開拓使を設置し、旧佐賀藩主の鍋島直正(なべしまなおまさ)が初代長官に就任した。 同8月には蝦夷地を北海道と改称し、11か国86郡を置いた。