A19:鶏肉の関与が疑われているカンピロバクター食中毒の発生原因と考えられて いるのは、主に次の3つです。 ① 鶏肉の加熱不足 ② 鶏肉に付着していた菌が、調理器具や手指を介して他の食品に付着し、そ れを摂取した。 ③ 生または生に近い状態の鶏肉を食べた。
カンピロバクター 鶏肉 どこ?
カンピロバクターは鶏の消化管内に比較的高い率で生息していますが、鶏にとっては病原菌ではないため、カンピロバクターを保菌する鶏は食鳥検査では排除されません。 一般的な食鳥処理場は、短時間にたくさんの鶏を処理するため、鶏の消化管にいたカンピロバクターが鶏肉に付着してしまうことがあるのです。
鶏肉にあたるとどうなる?
どんな症状が出る? 腹痛、下痢(まれに血便)、発熱(38度以下が多い)、頭痛などの症状が出ます。 幼児、高齢者の方など、抵抗力の弱い人では、重症化することがあります。 まれにギラン・バレー症候群(感染してから数週間後に、手足のしびれや顔面まひ、呼吸困難などが起こる)に進展し、後遺症が残ってしまう場合もあります。
カンピロバクター なぜ?
牛、羊、豚、鶏などの家畜や野鳥、野生動物の消化管に存在しているカンピロバクター属の細菌が、その排泄物で汚染された食品や水などを介して人の消化管に感染する。 鶏肉などの肉類はカンピロバクター腸炎の主な原因になっており、生や加熱不足で食べることにより少量でも感染する。
カンピロバクターはどこから?
ウシ、ブタ、ニワトリなど動物の腸の中にいます。 解体や加工の途中で、衛生管理には十分注意していますが、 お肉に付いてしまうことがあります。 カンピロバクターは、 もともと酸素の少ない腸の中で生きているので、空気にさらされると だんだん弱っていきます。 つまり、新鮮なお肉ほどカンピロバクターには元気があるのです。
