多汗症には、全身に多量の汗をかく「全身性多汗症」と、手の平や足の裏など局所的に多量の汗をかく「局所性多汗症」とがあります。 原因はそれぞれで異なり、例えば全身性多汗症の場合は甲状腺機能亢進症や糖尿病などが、局所性多汗症の場合は精神的な緊張や末梢神経の損傷などがあげられます。
汗が多いのはなぜ?
人の汗は体温を一定に保つ働きがあるため、汗そのものに悪いものはありません。 風邪など何らかの疾患がもとで汗を大量にかくこともありますが、それは病原菌によって上昇した体温を下げるために汗をかいています。 また、甲状腺機能亢進症では熱の産生量が増えるため、発汗量も増えます。
なぜか汗が出る?
そもそも汗は、体温を下げるために出ているもの。 汗は体の表面で蒸発し、そのときに「気化熱」という熱を放出します。 この作用により、体温を下げているのです。 汗は、血液から血球を取り除いた残りの液体成分である、血漿(けっしょう)という成分がもとになっています。
辛いとなぜ汗が出る?
辛いものを食べたり飲んだ時などに発汗神経が刺激されたためにエクリン腺から分泌される汗は味覚性発汗と言います。 食べて汗をかく味覚性発汗は自然な反射作用です。 辛いものや甘いもの、苦いものなどでも、汗をかく人はたくさんいます。 ですので、体は基本的に問題ないです。
脇汗 止まらない なぜ?
ワキの下はもともと汗腺が多いうえに、緊張やストレスなどの精神的な刺激と、気候や運動による温熱刺激の両方で発汗が促進されるため、汗を多くかきやすい部位です。 また、明らかな原因が存在しないワキの多汗症を「原発性腋窩多汗症」といいます。
