園芸学では、木の実(木本性)は果物(果樹)、草の実(草本性)は野菜と分類します。 草本性であるいちごは野菜。 また、農林水産省の作物の統計調査でも野菜に含まれています。 ただし、実際は果物と同じように食べられていることから「果実的野菜」とも呼ばれています。
イチゴの実はどれ?
いちご(苺)の赤い部分は実ではなく、花托(かたく)! みなさんがいちご(苺)の実と思って食べている赤い部分は、花托(かたく)又は花床(かしょう)といって、花の付け根の部分が発達して食用部となったものです。
いちご どんな効果?
いちごは美味しいだけでなく栄養も満点。 ビタミンCが豊富に含まれており、1日に6〜7粒食べるだけで1日に必要なビタミンCを補えるほどです。 ビタミンCは美肌作りや風邪予防にも効果が期待できる栄養素です。 また、食物繊維も含まれており、腸内環境を整える効果や生活習慣病予防にも効果が期待できます。
いちごは何になる?
●イチゴは野菜 !? 結論から言えば、今の日本には統一した基準が無いと言えます。 イチゴは野菜です 一般に果物の人気者ですが、メロンやスイカと同じく植物の分類や農業上では野菜なんですね。 これは、日本では果実は「木」になる物であり、畑で作る草本類を野菜と定義しているからです。
イチゴは何科か?
イチゴはバラ科で、バラ科は永年作物ですから果物になります。 農林水産省の統計ではメロンやイチゴは野菜として集計されますが、同省が認可監督する中央卸売市場では果物として扱われます。