黄色ぶどう球菌自体は熱に強くありませんが、エンテ ロトキシンは熱に強いので、通常の加熱調理では無毒化 されません。 従って、黄色ぶどう球菌による食中毒を予 防するためには、食品中でエンテロトキシンをつくらせ ないようにすることが重要です。 菌が食品につかないよう調理前の手洗いや調理器具の 洗浄・殺菌を心がけましょう。
黄色ぶどう球菌 耐熱性?
黄色ブドウ球菌自体の耐熱性は高くないものの、産生されるエンテロトキシンは耐熱性が高 く、通常の加熱調理では活性を失いません 3)。 従ってブドウ球菌食中毒を予防するには、食品中でエンテロトキシンを産生させないよう黄 色ブドウ球菌による食品の汚染や食品中での本菌の増殖を防ぐことが重要です 1),2)。
黄色ブドウ球菌 加熱 何度?
くらし科学研究所/黄色ブドウ球菌の加熱殺菌は何度、何分が必要か? 一般的な食中毒菌の殺菌条件は、中心温度が75℃・1分以上の加熱とされていますが、これまで黄色ブドウ球菌に関しては、63℃・30分(牛乳や食肉製品の低温殺菌)や80℃・30分というデータしかありませんでした。
黄色ぶどう球菌 煮沸?
・菌は、60℃,30 分の煮沸で死滅する。 ・毒素は、100℃,30 分の加熱でも毒素の毒性はなくならない。
黄色ぶどう球菌 芽胞?
芽胞は作らないので、60℃で30~60分で死滅する。 黄色ブドウ球菌の産生するコアグラーゼは、免疫学的特異性からⅠ~Ⅷ型に型別される。 食中毒を起こすのはⅡ、Ⅲ、ⅥおよびⅦ型の4型で、この型別は食中毒発生時の疫学調査に広く応用されている(表2参照)。
