細胞性免疫は,ヘルパー T 細胞やキラー T 細胞が主にはたらく免疫のしくみで,体液 性免疫は,抗体の産生に関わる B 細胞が主にはたらく免疫のしくみである。 細胞性免疫において,ヘルパー T 細胞とキラー T 細胞はいずれも,リンパ節に来た樹 状細胞の抗原提示によって病原体の情報を得て活性化する。
T細胞は何免疫?
細胞性免疫は、T細胞という免疫細胞が主体となって働いている免疫です。 抗体を産生するのではなく、免疫細胞自体が異物を攻撃するという特徴があります。 免疫細胞の一種であるT細胞は、「ヘルパーT細胞」「キラーT細胞(CTL)」「制御性T細胞」の3種類に分けられます。
ヘルパーT細胞 何する?
T細胞は、キラーT細胞とヘルパーT細胞の2種類に大別されます。 キラーT細胞は、ウイルス感染細胞やがん細胞を殺傷し排除する細胞性免疫に関わります。 一方、ヘルパーT細胞は抗原刺激に応答して、他の免疫細胞のはたらきを調節する司令塔の役割を果たします。
ヘルパーT細胞 何を活性化させる?
細胞性免疫)。 ヘルパーT細胞の1種である「Th1細胞」が、樹状細胞が提示する抗原を認識して、サイトカインを産生し、そのサイトカインによって、マクロファージ、細胞傷害性T細胞(CTL)などの細胞が活性化されます。 活性化されたCTLやマクロファージは、低分子を分泌して、病原体に感染した異常細胞を攻撃・排除します。
ヘルパーT細胞 何細胞?
1.ヘルパーT細胞免疫応答に関与するリンパ球「T細胞」の1つ。 2.キラーT細胞免疫細胞の一種で細胞傷害性T細胞とも呼ばれる。