そもそもアクって? 材料の「渋み、えぐみ、臭み」のことを「アク」と呼びます。 この正体は加熱することで肉などから染み出るタンパク質、ビタミン類、毛細血管内の血液などが集まったものだそうです。 20 нояб. 2017 г.
鍋のアクって何?
お鍋などで食材をぐつぐつ煮ていると出てくる「アク」。 食材の渋みやえぐみ、臭みの原因となる成分が染み出したものです。 アクが残ったままだと、せっかくの料理が台無しになってしまうこともあります。
お肉のアクって何?
肉や魚の灰汁の正体は、肉や魚から流れ出したドリップや肉汁に含まれるタンパク質などが熱で固まったものです。 それ自体に害はないものの、そのままにしておくとせっかく作った料理の見た目や味にも影響しますし、鍋に付いて頑固な汚れにもなって厄介です。
アクを取らないとどうなる?
アクを取ったスープに比べて、塩味や甘味が強くですぎて、味にまとまりがないように感じられました。 これは、「雑味」であるアクが味をまとめるのを邪魔するため、アクを取らなかった鍋では、それぞれの調味料の塩味や甘味などが強調されてしまうためではないか、と編集部は結論づけました。
アクは何からでる?
肉などから出るアクはたんぱく質・アミノ酸などからできており、肉に熱を加えることで泡のような塊となって出てきます。 野菜などから出るアクの成分にはホモゲンチジン酸・シュウ酸・アルカロイド、他にもポリフェノール類といったものがあります。