キツネと野ネズミの間で、エキノコックスの感染が起こっているだけであれば、動物の . に、どのくらいの大きさの病巣があるか、その場で、目で確かめられるのです。
エキノコックスの卵が人の口に入りますか?
「エキノコックス」の卵が 人の口に入る ことで、感染がおこります。 どうして、人の口に入ってしまうかと言うと、小川や井戸水の中に卵があって、それを生水で飲んだ時感染します。 また、かわいいからといってキタキツネに手を触れたりして卵が人の手についたり、飼っている犬が野ネズミを食べたりして感染します。 卵がついている土や草をさわったりも注意したいものです。 人間にも感染する「エキノコックス」は、北海道では毎年約20人が感染しています。 感染しても自覚症状がなくて、気がついた時には、かなり病気が進行していることが多いのです。
エキノコックス虫卵はどこで発見されたのですか?
従来、エキノコックスは北海道でしか定着していないとされていましたが、少数ながら本州での感染事例が報告されています。 2005年には当埼玉県内の野犬からエキノコックス虫卵が検出されたくらいです。 本州でエキノコックスが見つかる、原因は余りに明白でありましょう。 『北海道から持ち込まれた』か『北海道に行って持ち帰った』かのいずれかです。 札幌では室内犬からエキノコックス虫卵が検出された例があります。 このような場合はイヌからヒトへの感染がおこる可能性があります。 このイヌは間違いなく中間宿主のネズミを捕食したはずで、イヌは終宿主ですからエキノコックスの虫卵を便に排出します。
エキノコックスはいつ増えたのですか?
エキノコックスは、北海道本島では1960年代に初めて根室地方で患者さんが出ましたけれども、そのころは、1970年代まで年間5人くらいしか患者がいませんでした。 それが80年代には10人になり、2000年代以降は20人になり、患者さんの数はそういう流れでいうと増えてきています。
