もう少し具体的にいうと、エキノコックスが寄生しているキツネのお腹の中には成虫(親虫)がいて、成熟すると卵を作ります。 この卵がキツネの糞と一緒に自然界に排出されます。 これがネズミの口から入ると体内で孵化した幼虫が肝臓などに袋状の病巣を作り、それがどんどん広がっていきます。
エキノコックス 何故?
日本では、北海道のキタキツネが主な感染源で、糞虫にエキノコックスの虫卵を排出され、人はその虫卵が手指、食物、水などを介して口から入ることで感染します。 また、北海道で放し飼いをして感染した犬もキタキツネ同様に感染源になります。
エキノコックス なぜキツネ?
(1)餌付けなどキツネを身近に引き寄せる行為はしない。 また、畜産廃棄物や生ゴミなどの管理が悪いとキツネの格好の餌となり、知らないうちにキツネを生活環境に寄せ付けることになる。 (2)イヌもエキノコックスが寄生している野ネズミを食べると感染し、ヒトへの感染源になる。
エキノコックス 感染するとどうなる?
人にエキノコックスが感染しても、すぐには自覚症状が現れず、数年から10数年の潜伏期を経て、上腹部の不快感や膨満感が現れ、しだいに肝機能障害に伴うだるさや黄疸等の症状が現れ、放っておくと肺や脳に病巣が転移したり、命にかかわることもあります。 エキノコックス症は、予防できる病気であり、早期発見、早期治療が大切です。
エキノコックスってどんな病気?
エキノコックス属条虫の幼虫(包虫)に起因する疾患で、人体各臓器特に肝臓、肺臓、腎臓、脳などで包虫が発育し、諸 症状を引き起す。 ヒトには、成虫に感染しているキツネ、イヌなどの糞便内の虫卵を経口摂取することで感染する。
