小豆を使用している赤飯が健康に良いことは現代でも認識されうることですが、なぜおめでたい日やお祝い事に赤飯が欠かせないものとなっているのでしょうか? その理由は、小豆の赤い色いあります。 さきほど触れたように、古くから日本では赤い食べ物には魔除けの力があり、災いを避ける力があるとされてきました。 30 окт. 2019 г.
祝い 赤飯 なぜ?
お祝い事で赤飯を食べるのはなぜ? 日本では古くから赤い色には邪気を祓う力があると考えられており、加えてお米が高級な食べ物であったことから、神様に赤米を炊いて供える風習があったと考えられています。 そこから災いを避ける、魔除けの意味でお祝いの席で振る舞われるようになりました。
お赤飯 なぜ赤いの?
お赤飯の赤い色は、あずき(ささげ)の色なの? A. あずき(ささげ)を煮ると、煮汁が赤く色づき、その煮汁をもち米に吸収させて蒸すので、お米があずき色に染まります。 この煮汁の中には、ポリフェノールなどあずきが持つ体に嬉しい成分が溶け込んでいます。
生理 お赤飯 なぜ?
ひと昔前は女子が初潮(女性の初めて月経)を迎えると、赤飯を炊いてお祝いをしていました。 赤飯を炊くことには「邪気を払う」「栄養を取る」など諸説あるようですが、祝うのは「子孫を残す能力がついた」からという理由が大きそうです。
赤飯 ささげ なぜ?
また関東地方では、江戸時代からの文化のなごりがみられます。 皮の薄い小豆が胴の部分で割れてしまうことから、真っ二つに割れてしまう小豆が「切腹」を連想させるということで縁起が悪いとして好まれませんでした。 そこで、皮の厚い「ささげ豆」が使用されることが多くあり、今でもその風習が残っているのです。