バナナのふさをたてに切ってみると、まん中に、すじのようなものがあるのがわかります。 その近くに小さなくぼみがあります。 もし小さいモンキーバナナだったなら、ここに黒いつぶがあるはずです。 じつはこのくぼみと黒いつぶが、種のもとになるものなのです。
バナナ 果実 どこ?
バナナは、マレー半島やフィリピンなど熱帯アジア原産の果樹です。 野生のバナナの果実には小豆大の種子(種)がいっぱい詰まっていますが、私たちが普段食べているバナナには、そのような種は見あたりません。 それは、現在の品種が種なし品種だからです。
バナナはなぜ種がないの?
種なしバナナの場合は“3組の染色体”を持っていて、これを『三倍体』と言います。 『三倍体』の植物や生物は染色体の細胞分裂が不規則になるため、一般的に種や卵ができないと言われています。 種なしバナナは、人工的に染色体を『三倍体』にすることによって栽培されています(種なしスイカも同じ原理です)。
バナナどうやって生える?
子孫を残すためには、親株の脇から伸びる「吸芽」というものを利用する。 バナナは実をつけると枯れてしまうが、根元に子株が出てくる。 吸芽を1つ残して親株を刈り取るか、吸芽を別の場所に植え替えると花が咲いて実を付けられるという仕組みだ。
パイナップルの種はどこにあるの?
種のあるべき場所 パイナップルは小さな実の集合体なので、品種改良がされていない品種の場合、それぞれの果実に種があります。 食用の品種でも皮の近くを注視していると稀にパイナップルの種を見つけることがあります。
バナナの木は本当は木ではなくて何?
バナナは、『バショウ科』の植物です。 バナナは木になるもの、と思われている方がいらっしゃるかもしれませんが、違うそうです。 高さ2m~10mもの高い所に実がなっているので、木だと思われがちですが、幹のように見える部分は『茎』です。 その茎は、柔らかい葉っぱが重なり合ってできています。
バナナ いつからある?
ポルトガル人が15世紀にバナナを発見し、大西洋を経てアメリカ大陸へ伝わり世界で広く栽培されるようになった。 紀元前1万年~5千年頃から東南アジア地域で、偶然できた種のないバナナの苗が栽培されていたという。 その後、インドや東アフリカなどに伝わった。 日本で正式に輸入が始まったのは1903年(明治36)。
