心筋梗塞の前兆は、胸の痛みや、胸が締めつけられるような圧迫感です。 心筋梗塞を起こした人の約半数は、発症する1~2か月以内に、そうした前兆を経験します。 しかし、残りの約半数は、そんな前兆なしに、いきなり発症します。 また、糖尿病や高血圧症を抱えている人、高齢者などは、痛み等の自覚症状がないことがしばしばあります。
心筋梗塞 どんなとき?
血流が止まってから20分で心筋細胞の壊死が始まる 発作後、安静にしても激しい胸痛が20分以上続くときは心筋梗塞の可能性が高いといえます。 細胞が壊死すると二度ともとの状態には戻りません。 一刻を争いますので迅速な処置が必要です。
心筋梗塞 前兆 何日?
心筋梗塞の主な症状は胸が締め付けられるような、激しい強い胸痛で、20分以上続きます。 そのほかに放散痛(ほうさんつう)とよばれる左肩や奥歯の痛み、呼吸困難、大量の冷汗、嘔吐などさまざまな症状を訴えることがあります。 心筋梗塞を起こす前兆として、数日〜数週間前に狭心症発作が起こることがあります。
心筋梗塞 何歳ぐらい?
10年ほど前までは狭心症・心筋梗塞の発症は男性60歳前後、女性70歳前後が中心でした。 しかし最近は基礎疾患の治療が不十分な40歳前後からの発症が増えています。
心筋梗塞のきっかけは?
心筋梗塞を呼ぶ要因としては、高血圧、肥満、糖尿病、高脂血症(コレステロール値や中性脂肪値が高い状態)、高尿酸血症(尿酸血が高い状態)、ストレス、喫煙、家族歴などがあります。