小麦のタンパク質「グルテン」は、分解されにくいという特徴があるので、腸の中にとどまります。 そのうえ、腸の粘膜に「くさび」のように入り込んでしまいます。 これは便としても出ないし、栄養としても吸収されません。 すると、粘膜が炎症を起こし、体の不調や肥満などにつながります。
小麦はなぜ体に悪い?
遺伝子組み換え技術で改造された現代の小麦は、血糖を上昇させる作用が強い。 血糖が高い状態が続くとインスリン抵抗性を起こし、体を「老化」させる。 現代の小麦には「グルテン」が多量に含まれており、体内に入れば、精神疾患や糖尿病、肥満、心臓疾患、リウマチなどの自己免疫疾患などの原因になる。
グルテンはなぜ体に悪いのか?
グルテンをきちんと消化出来ていないとグルテンの中に含まれるグリアジンという物質により血糖値の上昇などが起こり、それを下げるためにインスリンが過剰分泌されたり、肥満の原因になるタンパク質「サイトカイン」が細胞から分泌されるために、脂肪を溜め込み、太りやすくなったり、むくみを引き起こす原因となります。
グルテンの悪影響は?
また、グルテンの摂取により「リーキーガット」という重篤な症状を引き起こすことがあります。 リーキーガットとは、簡単に言うと腸に穴が空き、腸内にあるべき細菌や食べ物が体内に漏れ出してしまう状態のことで、アレルギーの原因となったり、肥満や糖尿病、肝臓病やうつ病などを発症してしまう危険性があるんです。
小麦の毒性は?
小麦は強い中毒性を持ちます。 小麦を食べる生活を続けていると中毒状態になってしまい、飲んだ後や口さみしいときに小麦を欲する体になってしまうのです。 それは日本人も欧米人も一緒で、しかも自覚しにくいという特徴があります。 また、小麦には健康な体作りを阻害する「グルテン」というタンパク質が含まれています。