鉄剤は食後に服用してください。 便が黒くなるのは吸収されなかった鉄が排出されるためで心配ありません。 はじめは鉄の吸収がよいため目立たなかったのが、鉄の補充が進むにつれて吸収率が低下し目立つようになる場合もあります。
鉄剤 どれくらい で 効果 出る?
鉄欠乏性貧血の治療は、不足している鉄を補うために「鉄剤」を使用するのが基本です。 飲み薬が主で、1日1~2回食前に服用します。 通常2~3週間で症状は改善しますが、ここで治療をやめるとまたすぐに貧血になってしまうのでその後個人差はありますが、数ヶ月飲み続けます。
鉄分摂取の時間帯は?
タンニンやカルシウムだけでなく、玄米などに含まれるフィチン酸などによっても鉄分の吸収は阻害されてしまいます。 そのため、摂取するタイミングは食前や食後すぐではなく、他の栄養素による影響を受けづらい食間(食事と食事の間で食事の2時間前後)がオススメです。 また、サプリを飲むときは水にしましょう。
鉄剤の効き目は?
鉄が枯渇している状況であれば食事療法(レバーやほうれんそうなど)や栄養療法で貧血が改善することは難しいとされています。 鉄剤を開始すると症状が2,3週間で改善し、その後ヘモグロビンが上昇します。 最終的に貯蔵鉄のフェリチンが正常化してきます。
鉄剤 朝 夜 どっち?
朝、昼、夕の何時に内服しても構いません。 また安全性としては妊娠中も内服することができます。 鉄剤を飲み始めると普通、1~2ヶ月で貧血は回復します。 大切なことは、貯蔵鉄(フェリチン)が十分回復するまで飲み続けることです。