オメガ3脂肪酸の供給源は魚介類だけではなく、くるみなどの植物由来のものに目を向けて積極的に摂取することが大切です。 また「これらの脂肪酸は体内で合成できず、欠乏すると皮膚炎などが発症する」ため、年代によって成人男性は 1日2.0~2.4グラム、成人女性は 1日1.6g~2.0グラムの摂取目安量が設定されています。
オメガ3 何から摂る?
オメガ3脂肪酸が豊富に含まれる食材は何か? 七訂食品成分表を見てみると、マグロのトロやイワシ、サンマ、サバなど。 変わり種だとあん肝や、イクラ、キャビアなどの魚卵。
オメガ3の取り方は?
「えごま油またはアマニ油をスプーン1杯摂るだけで、1日に必要なオメガ3脂肪酸を摂取することができます。 このスプーン1杯のオイルで、アジ3匹分ものオメガ3脂肪酸をとることができます」と佐田教授。 摂り方については「みそ汁・納豆・冷ややっこ・アイスクリームなど、どんな料理にかけてもおいしく召し上がれます」とのこと。
オメガ3 1日どのくらい?
必須脂肪酸は食事から摂取する必要があるため、それぞれ摂取目標値があります。 オメガ6系脂肪酸は1日8g、オメガ3系脂肪酸は1日1.6g。 つまり、おおよそ5:1の割合で摂るのが理想とされています。
オメガ3 なぜ体に良い?
ω(オメガ)-3とは、魚油に含まれているDHAやEPA、エゴマや亜麻種子などの植物油に含まれているα-リノレン酸などの脂肪酸の総称をいいます。 栄養学では健康のために意識して摂るべき必須脂肪酸として位置づけられています。 血流改善やコレステロール値の低下、アレルギー抑制など幅広い効果が期待されています。