自動体外式除細動器(AED)の電気的除細動が適応となるのは、心室細動(VF)と、無脈性心室頻拍(無脈性VT)である。
電気的除細動の適応は?
電気治療とは、除細動の適応がある心肺停止(心室細動・無脈性心室頻拍:VF / pulseless VT)や循環動態が不良な頻拍(不安定な頻拍)・徐脈(症候性徐脈)に対して行う電気を使った治療のことです。
直ちに除細動が必要な不整脈はどれか?
心室細動は心室の心筋細胞の同期性が失われることで、心室としての収縮と拡張が障害され、心臓からの血液の送り出しがなくなった状態である。 最も重篤な不整脈であり、直ちに電気的除細動が必要である。
直ちに除細動が必要となる致死的不整脈はどれか。?
心室細動は、心室が異常な痙攣を起こしているため心拍出量が0になっている状態であり、最も緊急性の高い不整脈である。 直ちに除細動を行う必要がある。
直流除細動器の適応となるのはどれか?
2、DCの使用目的と適応 除細動は、心筋に高エネルギーの電流を瞬間的に流し、その作用によって心筋に通常の興奮を起こし正常調律に回復させることを目的とします。 除細動の適応となる不整脈には、心房粗動、心房細動、心室細動、心室頻拍、心室粗動があります。